Google Analytics 4

Claude Codeを通じてGA4のレポート、ディメンション、メトリクスを照会します。

概要

Google Analytics 4(GA4)連携を使えば、ウェブサイトやアプリのアナリティクスデータをClaude Codeから直接問い合わせることができます。GA4の画面を操作したり、カスタム探索を作成したり、CSVファイルをエクスポートしたりする必要はありません。トラフィック、ユーザー行動、コンバージョンなどについて自然言語で質問するだけで、すぐに回答が得られます。

PressoはGA4 Data APIおよびRealtime APIに接続し、GA4のレポート画面と同じデータにアクセスできます。セッション、ユーザー、ページビュー、イベント、コンバージョン、ECトランザクション、流入元、オーディエンスセグメントなど、あらゆるデータを取得可能です。

セットアップ

前提条件

  • データ収集が有効なGoogle Analytics 4プロパティ
  • GA4プロパティに対して閲覧者以上の権限を持つGoogleアカウント
  • Claude Codeに接続済みのPressoアカウント(MCP接続を参照)

GA4プロパティの接続

  1. Pressoにサインインし、連携ページに移動します。
  2. Google Analytics 4の横にある接続をクリックします。
  3. 権限レベルを選択します。
    • 読み取り専用(デフォルト)-- レポートの取得やメタデータの参照など、データの閲覧のみ
    • 読み取り・書き込み -- 上記に加え、キーイベント、カスタムディメンション、オーディエンスなどの作成・編集
  4. GoogleのOAuth同意画面にリダイレクトされます。GA4プロパティにアクセスできるGoogleアカウントでサインインし、要求される権限を許可します。
  5. 接続するGA4プロパティを選択します。
  6. 認証が完了すると、Pressoに自動的に戻ります。これでGA4プロパティの接続は完了です。
  7. Claude Codeで以下のように質問して、接続を確認します。

権限の変更: 接続後に権限レベルを変更したい場合は、連携ページから「権限を変更」をクリックして再認証できます。

過去7日間のGA4トラフィックの概要を見せて。

利用可能なデータ

PressoはGA4 Data APIのレポート機能に対応したツール群を通じて、GA4のデータにアクセスできます。GA4がサポートするディメンションとメトリクスの任意の組み合わせでクエリを実行できます。

主要ツール

ツール説明
ga4_run_reportディメンション、メトリクス、日付範囲、フィルタを指定した標準レポートの実行
ga4_run_realtime_reportリアルタイムデータの取得(アクティブユーザー数、発生中のイベントなど)
ga4_get_metadataプロパティで利用可能なディメンションとメトリクスの取得
ga4_run_funnel_reportステップごとの離脱率を含むファネル分析の実行
ga4_list_properties接続アカウントでアクセス可能なGA4プロパティの一覧取得

書き込みツール(読み取り・書き込み権限が必要)

書き込み権限で接続した場合、以下のツールが追加で利用可能になります。

ツール説明
ga4_create_key_eventキーイベント(コンバージョン)の作成
ga4_delete_key_eventキーイベントの削除
ga4_create_custom_dimensionカスタムディメンションの作成
ga4_update_custom_dimensionカスタムディメンションの更新
ga4_archive_custom_dimensionカスタムディメンションのアーカイブ
ga4_create_custom_metricカスタムメトリクスの作成
ga4_update_custom_metricカスタムメトリクスの更新
ga4_archive_custom_metricカスタムメトリクスのアーカイブ
ga4_create_audienceオーディエンスの作成
ga4_archive_audienceオーディエンスのアーカイブ
ga4_create_channel_groupカスタムチャネルグループの作成
ga4_create_event_create_ruleイベント作成ルールの作成
ga4_delete_event_create_ruleイベント作成ルールの削除

ディメンションとメトリクス

GA4ではデータがディメンション(データを説明する属性)とメトリクス(定量的な指標)に分類されています。レポートではこれらを自由に組み合わせることができます。

よく使われるディメンション

ディメンション説明
dateイベントの発生日(YYYYMMDD)
sessionSource流入元(google、facebook、directなど)
sessionMedium流入メディア(organic、cpc、email、referralなど)
sessionCampaignNameキャンペーン名
countryユーザーの国
cityユーザーの都市
deviceCategorydesktop、mobile、tablet
browserユーザーのブラウザ(Chrome、Safariなど)
operatingSystemユーザーのOS(Android、iOS、Windowsなど)
pagePathページのURLパス
pageTitleページのタイトル
landingPageセッションの最初のページ
eventNameトラッキング対象のイベント名
firstUserSourceユーザーを最初に獲得した流入元
sessionDefaultChannelGroupデフォルトチャネルグループ(Organic Search、Paid Search、Socialなど)
newVsReturning新規ユーザーかリピーターか

よく使われるメトリクス

メトリクス説明
sessionsセッション数の合計
totalUsersユーザーの合計数
newUsers初回訪問ユーザー数
activeUsersエンゲージセッションのあったユーザー数
screenPageViewsページビューの合計
screenPageViewsPerSessionセッションあたりの平均ページ数
averageSessionDuration平均セッション時間(秒)
bounceRate単一ページセッションの割合
engagementRateエンゲージセッションの割合
engagedSessions10秒以上滞在、またはコンバージョンや複数ページビューのあったセッション
eventCountイベント数の合計
conversionsコンバージョンイベントの合計数
totalRevenue総収益(EC + アプリ内 + 広告収益)
ecommercePurchases購入イベントの数
purchaseRevenue購入による収益
transactionsPerPurchaser購入ユーザーあたりの平均取引回数
userConversionRateコンバージョンイベントを発生させたユーザーの割合
sessionConversionRateコンバージョンイベントが発生したセッションの割合

利用可能なディメンションとメトリクスの完全なリストは、Claude Codeで確認できます。

GA4プロパティで利用できるディメンションとメトリクスを教えて。

日付範囲の指定

GA4のレポートには日付範囲の指定が必要です。日付は自然言語で指定でき、Claude Codeが適切なフォーマットに変換します。

対応する日付表現:

自然言語解釈
「過去7日間」今日から7日前まで
「過去30日間」今日から30日前まで
「今月」今月の1日から今日まで
「先月」前月の全期間
「今四半期」今四半期の開始日から今日まで
「2026年1月」2026-01-01 から 2026-01-31
「2025-11-01 から 2025-12-31」指定した日付範囲
「年初来」今年の1月1日から今日まで

比較期間:

2つの期間を比較することもできます。

今月と先月のトラフィックを比較して。
先週のセッション数を前年同週と比較して。

クエリ例

トラフィック分析

過去30日間の流入元をチャネルグループ別に見せて。
今月、セッション数が多いランディングページの上位10件は?
オーガニック検索と有料検索のトラフィックはそれぞれどのくらい?

ユーザー行動

モバイルとデスクトップで、平均セッション時間と直帰率はどう違う?
過去7日間にサイトで発生した上位イベントを見せて。
エンゲージメント率が最も高いページはどれ?

コンバージョンと収益

過去30日間の総合コンバージョン率を教えて。
今月の収益を流入元別に見せて。
今四半期にメールキャンペーンから発生した購入件数は?
ECのコンバージョンファネルを見せて。商品閲覧から購入までの離脱を教えて。

オーディエンス分析

過去30日間のユーザーを国別に分類して。上位15カ国を見せて。
モバイルデバイスからのトラフィックは全体の何パーセント?
過去90日間の新規ユーザーとリピーターを週次で比較して。

コンテンツパフォーマンス

今月、最もページビューが多かったブログ記事はどれ?
直帰率が高いページを見せて。問題のあるページはない?
サイトで離脱率が高いページはどこ?

セグメント分析

特定のユーザーやセッションの属性でレポートをフィルタリングし、データの特定セグメントを分析できます。

セグメントクエリ例:

Google Ads経由のユーザーだけのコンバージョン率を見せて。
モバイルユーザーとデスクトップユーザーで平均注文額はどう違う?
アメリカとイギリスのユーザーでエンゲージメント指標を比較して。
メールキャンペーン経由で来たユーザーの行動を見せて。
何ページ見ているか、コンバージョン率はどのくらい?

セグメントは流入元、デバイス、地域、ユーザータイプ、GA4で設定したカスタムディメンションなど、任意のディメンションの組み合わせで定義できます。

リアルタイムデータ

PressoはGA4のリアルタイムレポートにも対応しており、サイトの現在の状況をその場で確認できます。

リアルタイムクエリ例:

今、サイトにどのくらいのユーザーがいる?
今、どのページが見られている?
アクティブユーザーはどの国からアクセスしている?
今日のメールキャンペーンからのアクティブユーザーはいる?

リアルタイムデータは直近約30分間のアクティビティをカバーしており、キャンペーンのローンチやライブイベントの監視に便利です。

よく使われるレポート

頻繁に利用されるレポートとその依頼方法を紹介します。

集客レポート

過去30日間の集客レポートを作って。セッション、ユーザー、
新規ユーザー、直帰率、コンバージョンをソース/メディア別に分けて。

エンゲージメントレポート

エンゲージメントレポートを作成して。平均セッション時間、セッションあたりのページ数、
エンゲージメント率、イベント数をデバイスカテゴリ別に表示して。

ECレポート

今月のEC概要を見せて。総収益、取引数、
平均注文額、コンバージョン率を流入元別にまとめて。

ランディングページレポート

過去30日間でセッション数が多いランディングページの上位20件を見せて。
各ページの直帰率、平均セッション時間、コンバージョン数も含めて。

地域レポート

前四半期のトラフィックとコンバージョンを国別に分けて。
上位20カ国を見せて。

テクノロジーレポート

ユーザーが使っているブラウザとデバイスは? 過去30日間の
セッション、直帰率、コンバージョン率をブラウザ×デバイスカテゴリ別に見せて。

他の連携との組み合わせ

Pressoの大きな強みのひとつが、プラットフォームをまたいだクロス分析です。GA4のデータを他の連携サービスと組み合わせて分析できます。

GA4のトラフィックデータとShopifyの注文データを比較して。
実際に購入につながっている流入元はどこ?
Google Adsの費用とGA4のコンバージョンデータを並べて見せて。
本当のコンバージョン単価はいくら?
Meta AdsキャンペーンのGA4セッション数と、Meta Ads Managerの
パフォーマンスデータを比較して。数値に乖離はない?

制限事項と補足

  • 権限レベル -- デフォルトでは読み取り専用アクセスです。書き込み権限で接続した場合は、キーイベント、カスタムディメンション、オーディエンスなどの作成・編集が可能になります。プロパティ自体の削除や構造的な変更は行えません。
  • データ処理の遅延 -- GA4の標準レポートには24〜48時間の処理遅延がある場合があります。リアルタイムレポートは直近30分間のデータを表示します。
  • サンプリング -- 大規模なデータセットでは、GA4がサンプリングデータを返す場合があります。サンプリングが適用された場合、Pressoはその旨を通知します。
  • クォータ -- GA4 Data APIには1日あたりのリクエスト上限があります。通常の利用であればこの制限に達することはありませんが、非常に集中的な分析セッションでは上限に近づく可能性があります。
  • カスタムディメンション・メトリクス -- GA4で設定したカスタムディメンションやカスタムメトリクスもPresso経由でアクセスできます。利用可能なディメンションの一覧を取得すれば、カスタム項目も確認できます。
  • プロパティの範囲 -- 各Presso接続は1つのGA4プロパティに紐付けられます。複数のプロパティがある場合は、それぞれ個別に接続するか、クエリ時にどのプロパティを対象にするか指定してください。
  • 日付範囲の制限 -- GA4はプロパティのデータ保持設定に基づいてデータを保持します(イベントレベルのデータはデフォルトで14ヶ月)。標準の集計データを使用するレポートでは、この期間を超える過去データにもアクセスできます。
  • アトリビューションモデル -- GA4はデフォルトでデータドリブンアトリビューションを使用します。Pressoからのレポートには、GA4プロパティで設定されたものと同じアトリビューションモデルが反映されます。